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素戔嗚を祀る沼名前神社、渡守神。

お昼から友人と別れ、
ひとり鞆の浦の町を散策し、

今、歴史民族資料館へと移されていらっしゃる秘仏の弁天さまにお会いしに行きました。

お会いした古い方の弁天さまは、
深い色の朱で赤く塗られていました。

航海の無事を祈って塗られたものでしょう。
調べてみると、丹の霊力によって海神が船の安全を守ってくれるという事のようです。

丹の霊力…
私がずっと追いかけてきたテーマのキーワードでもあります。

そして、あの、
大宮賣神社のご神体も…

大宮賣神社の宮司さまから頂いた謎のキーワードのひとつがここにありました。





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町並み


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弁天島に戻された朱い弁天さま。
(弁天さまが弁天島に還されご安置された時のもの。鞆の浦福山市文化財保護指導員の方の報告のお写真を頂いたものです。)


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かつて朝鮮通信使が「日東第一景勝」と賞賛した対潮楼。
正面に弁天島が美しかった。




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空海開基の医王寺からの眺望。


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鞆の浦のシンボル常夜燈。


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沼名前神社。

綿津見命 (おおわたつみのみこと)旧渡守神社祭神

須佐之男命 (すさのおのみこと) - 旧鞆祇園祭神

当社は、明治に渡守神社(わたすじんじゃ)・鞆祇園宮(ともぎおんぐう)を合祀し、『延喜式神名帳の記載にならって「沼名前神社」と改称したものである。神社側では、渡守神社が『延喜式神名帳所載の式内社で、同社が現在に至るとしている。現在の祭神2柱(大綿津見命須佐之男命)は、それまでの各社の祭神である。

社伝では渡守神社(現・沼名前神社)の創建に関して、第14代仲哀天皇2年に神功皇后が西国に向かった際、当地の霊石に綿津見命を祀り海路安全を祈ったことに始まるという。そして帰途に際し、綿津見命の前に「稜威の高鞆(いづのたかとも。鞆は弓具の1つ)」を奉じたことから、「鞆」の地名が起こったともいう。

平安時代中期の『延喜式神名帳では備後国沼隈郡に「沼名前神社」として式内社の記載がある。同帳では読みは「ヌナサキ」「ヌナクマ」の2説がある。その後、この式内社は所在不明となっていた。近世以後の考証で現在は渡守神社に比定されているが、鞆にあるのか自体も明らかとなってはいない。

近世には、渡守神社は猿田彦神・船魂命(船玉命)を祭神としていたという。元は後地平村もしくは鞆の関町にあったともいわれ、慶長年間(1596年-1615年)に祇園社境内社として現在地に遷座したと伝えられる。




☆船玉神
船霊(ふなだま)とは海の民が航海の安全を願う神。船玉とも表記する。また、地方により、フナダマサン、フナダンサン、オフナサマなど、様々な異名がある。


全国的に、船霊は女の神であるとされる。海上に女性を連れて行ったり、女性が一人で船にのったりすると、憑かれたり天候が荒れたりするとして忌む傾向がある。元来は巫女が入ったものと考えられ、その女性を指して「オフナサマ」といったためにこのようなタブーができたと考えられる。

wikipediaより






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鞆の浦の守護神、淀媛が斎主となった渡守神とは?

先ほどの船霊神を調べて興味深い記事を見つけました。

下記より抜粋

☆☆☆☆

そして、女体社の女体は女神のことであり、三室の女体社にはかって御船祭があり、
鹿島神宮香取神宮にも同じような神幸祭があるが、三室の女体社にも御船祭に使用されたという神輿が残っており、

御船祭の対象はもともとは船に祀られた神そのもので、
船霊の神格は古来女神だった可能性が高く、
三室の女体社は琵琶湖畔の女別当社と同様、
もともと見沼を往来する船人たちによって船上で祭祀されていた船霊を、岸辺に祀り鎮めたのが起源であるという。









海人族たちが
航海の無事を祈りその神を船に祀った船霊神とは船を守る女神であった。


その女神には丹の霊力を願い朱く丹が塗られていた。






この沼名前神社のご祭神は素戔嗚命であり、
記紀においてイザナミスサノオに海を治めよと命じている。













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沼名前神社の社殿後ろにあるご神水です。