ピプノ鍼と物部の蛇姫さま、壱

3年半ほど鍼治療に通っています。
もともとの腰痛持ちで、体のバランスが悪いのですが、今通っている先生の鍼治療はとても相性が良いです。

調子良くなればひと月に1回程度、調子を崩すと1週間後に来なさいと言われます。
物部ツアーから帰ってきてすぐ何年かぶりのインフルエンザ様の風邪で体調を崩し寝込んで、何日か後に予約していた鍼に行った時にまず前兆があったのですが…

鍼治療が一般的にどういうものかという話は置いといて、
私個人の鍼治療に限定すると、かなり不思議な体験を重ねています。

まず、かなり腕の良い先生に当たったということは間違いありませんが、
その先生の力は、目に見えない部分にまで及びます。それは物理的な治療においてです。
何かを祓い清めているような、手技。
鍼も軽く触れる程度のものから、深くひと刺しで身体の中の問題のある場所に電気が走るように響きます。

以前にあまりにも深くて芯に響くような強烈な痛さの鍼の時に、
鍼を深く刺してグリグリって動かしてるんですか?って聞いたら、
いや全く動かしていないと。鍼を刺してジーッと邪気が絡んでくるのを待っているだけだと。
そのグリグリとしているように感じるのは、邪気だと。
…内心、驚!(◎_◎;)

調子が良い時にはそんな深く痛いのはないのですが、
物部から帰ってすぐの治療の時に、足の指の付け根にその邪気の絡まるような深い鍼治療が始まりました。
ウググーっと唸りそうになるのを噛み締めながら耐えていると、

突然鍼の刺さった場所から、ビビンッギラリッっという感覚で何か長いものが飛び出して先生の手に絡みつきました。

私は目を閉じているのに見えたのです。

先生が同時にうおッ!っと言って鍼を抜きながら後ろへ飛びのいたのです。

それは、小さめのギラリと光った青黒い蛇でした。


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おことわり。🙏
これはあくまで個人の感覚で受け取ったものであり、鍼治療でピプノセラピーなどの効果をうたっている訳ではありません。
一個人の体験の物語としてお読みください。