ピプノ鍼と物部の蛇姫さま、弐

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つづきです。

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高知 物部村べふ峡温泉
公士方神社の杉
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物部のべふ峡温泉に泊まった翌朝、目の前に森があり朝の散歩でそのあたりに出かけましたが、神社に向き合うこの杉の祠はなんとも威圧感を持って森の入り口に佇んでいました。
惹きつけられるように足を運び、この杉に手を合わせました。
宿に帰って聞くと、どうも地元のひとはあまり入らないように言われている場所だということです。😱💦

蛇を祀っているのか、蛇が出るのか、どちらにしても蛇に関していることで、そこには近寄らないようにと言われているようでした。

あの威圧感と、呼ばれて吸い寄せられるようにあの杉のところまで行ってしまったことが少し気になっていたので、

鍼治療で蛇のビンッとしたリアルな感触を足に感じてから、
あの杉の祠が気になり、
友人に話しました。連れて帰ってきたのかしら?と。

神社巡りで謎解きを一緒にしている、不思議話もできる友人です。

いや、変な感じはしないよ。むしろ守ってくれる存在のように思える。
でも、そこからかなぁ…?と。

それから少しして、
今回の物部行きと、その直後に実家に寄った時に近くの神社を訪ねた写真をFacebookに投稿しました。

すると、その友人が、
この神社が気になる。蛇ってこっちからだよ。
ここ、何か蛇に関係する神社なの?

と連絡をくれました。

そこは、ここ。
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ここで偶然出会った氏子さんが、この神社にお祀りされている神さまの古墳に案内してくださいました。

そしてこの方が昨日神社の裏に足を踏み入れたところ、孕んだマムシが足に絡み付いてきて、驚いて持っていた枝で払いのけた話をしてくれていたのでした。
蛇にあった事も何度もあるし、扱い方も知ってるし、真上にしか飛び上がれない事も知ってるので、逃げ方も知っている。
今回はまさかの不覚、まさか足に巻きつかれるなんて、
70数年生きてきて、あんなことは初めてだったと。
確かにこのあたりは蛇がいそうな場所ではあるのだけれど、
それとはまた別の意味で
この神社は蛇に縁するのだろうか…

倭大国魂神(やまとのおおくにたまのかみ)は、日本神話に登場する神である。日本大国魂神とも表記する。大和神社奈良県天理市)の祭神である。

日本書紀』の崇神天皇6年の条に登場する。宮中に天照大神と倭大国魂の二神を祭っていたが、天皇は二神の神威の強さを畏れ、宮の外で祀ることにした。天照大神は豊鍬入姫命に託して大和の笠縫邑に祭った。倭大国魂は渟名城入姫命に預けて祭らせたが、髪が落ち、体が痩せて祀ることができなかった。 その後、大物主神を祭ることになる件が書かれている。

同年8月7日、倭迹迹日百襲姫命・大水口宿禰・伊勢麻績君の夢の中に大物主神が現れ、「大田田根子命大物主神を祀る祭主とし、市磯長尾市(いちしのながおち)を倭大国魂神を祀る祭主とすれば、天下は平らぐ」と言った。同年11月13日、大田田根子大物主神を祀る祭主に、長尾市を大国魂神を祀る祭主にした。

この神の出自は書かれていない。大国主神の別名の一つに「大国魂大神」があることから、倭大国魂神大国主神と同神とする説がある。『大倭神社注進状』では、大己貴神大国主神)の荒魂であるとしている。しかし、本居宣長の『古事記伝』では、この神を大国主神と同一神とする説を否定している。神名から大和国の地主神とする説もある。

Wikipediaより)


阿波の古代史についてはこの方のブログが必見ですので、倭大國魂神の本当の意味について考えるためにぜひ読んでみてください。