2015年7月15日☆洞川温泉の不思議な夜その二
去年の話になりますが、
こちら内容はFB投稿より転載。
その三を書いていないままに時が過ぎ、
しかしこの文章を書いたことがきっかけで、
ブログに挑戦してみようとなった思い出の投稿でもありました。
その三をこちらで書いてみようかと思います。
そしてひっそりと、もう最近は写真の記録に過ぎなくなってきたブログですが💦
勇気を出してリンクしてみようかなーっと。
では、その二。写真以外はFB投稿そのまんまです。
(その一は自分のタイムラインから探しきれず、また見つけたら追って投稿します。🙏)
洞川の不思議な夜、其の二。
さて、その話の続きを書いてみます。
目の前に説明のつかない物が突然現れた時、人はどうするのか?
まず、見なかった事にする
なかった事にする。
しかし、また2度目にそれが現れた時には?
逃げる、
その場を一刻も早く去る。
何事も無かったように、
気がつかなかったという振りを自分にもかして。。
。。。。
あの日、突然天川に行こうと思い立ち、かなりの距離を車で飛ばし現地に着いたのはもう3時過ぎ。
天川入り口の観光案内所でもらったパンフレットを頼みに
電話で、夕食なしで構わないからと
できるだけ修験ぽくなく家庭的そうな宿の写真を選んで宿泊を頼む。
妙齢?の女の1人旅?不審がられても仕方ない、、
用意できたのはここですと、
通された部屋は布団部屋のような階段のどん詰まりの板戸の向こう、
一つの布団とちゃぶ台を置いた、鍵もないあまり使っていないような古いままの部屋だった。
部屋に入るなり目に飛び込んできたのは、
開け放った窓の向こうの大きな大きな岩。
まるでご神体のような雰囲気を持つ岩だった。
宿の奥さんは、
大丈夫です、ちゃんと調査されて一枚岩ですので地震でも崩落することはないですよと。
いやいやいや、
これ何ですか?
この向こうに何があるんですか?
と聞きたいけれど
凄い大きさですね、としか言えなくて。
つい最近磐座ツアーに参加した事もあり、
大きな磐座に出逢えるなんて、これもご縁だとありがたいなと少し無理やりに思って眺めていた。
夕食の取れる食堂を幾つか教えてもらって、散歩がてら外に出る。
と同時に滝のような土砂降り。
夕方のニュースでは奈良市内が突然の集中豪雨で冠水だったと。
この雨が流れていったようだった。
平日だし、大雨だし、もう夕方だし、いやそれにしてもまだ午後4時ごろなのに
なのに人がいない、観光客に合わない…
おうどんと柿の葉寿司の夕食を
食堂のランチ時間の終いを延ばしてもらって早めにとる。
陀羅尼助を買い、
雨上がりの湯気のような霧に包まれる誰もいない洞川の街を一人きりで散歩し、川を渡ると、
八大竜王寺。 あ、ここが宿のご主人が行くと良いと言っていた場所だ
中を覗くが、相変わらず人の気配がない上に、おびただしい大小墓石の山が連なる…無理です、苦手(T . T)
池の写真だけ門のとこからパチリと撮影。
夜には蛍が出ると、ぜひ見に行ってと言われたけど、ここ夜1人で来るんですか?まさか?と、さっさと宿へと帰った。
その横にお寺がある。どうもこのお寺の奥があの岩の山っぽいなと
やはりそうなんや、お寺があるやんと、
そこが超有名な修験の場所ともその時は全く知らずにいた。
だって、宿の入り口のポスターで初めて知った。
洞川が役行者所縁の地で鬼の子孫の里だったなんて。
帰ってまだ明るいうちに宿でお風呂に入り、
夜も綺麗だからと勧められて、
提灯が明るく照らす洞川の街を少し歩きに出てみた。
写真のように、またまた街に誰も観光客がいない。。
不思議な空気、、
提灯が明るく照らす洞川の夜の街は本当に人っ子ひとりいなくて、
まるで千とちひろの町みたいで。💦
まぁ、こうやって順に思い出してみると、
この温泉街に来た時から何やら、違う時空間にひとりで迷い込んだような、、
あれは当然の流れだったのかも。。
ふぅ、…長い。続き三にします。
いったい、これ読む人いるのかしら???