山中の瀬織津姫を祀る社

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あれは、春分の日の前日。

はじめは違う場所へと、吉野川北岸を西へ車を走らせていた。

 

午前中にお墓まいりをすませた午後のこと

どうも何か違うという違和感…車を止めてグーグルマップを検索、

今日はこの辺りに行くべき場所があったはず、、

 

可愛い名前を思い出して道を確かめる、

近いけれども最後まで道が無いが💦

…とにかく行ってみることにした。

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これは…💦

この車で行っても大丈夫だろうか…と逡巡しつつ、

迂回路の小学校まで行くことにする。

そして、あと少し行ってみようと坂道を登った途端に後悔…

 

これはあかん道ちゃう?

慌てるがバックで下る事の方が危険…

 

泣きたい気持ちできついカーブ、狭い道幅ガードレールなしの谷底沿いを片方の山側の岩肌に擦る覚悟でローに落としてゆっくり上がった。

もし、ここで、車が脱輪したりぶつかったりしても、私は生きて帰る、車を乗り捨ててでも帰ると、自分に言い聞かせながら先に進んだ。

すると坂を上った先に民家が見えて来てホッとするも、

廃屋ばかり…道幅はさらに細くなり廃屋民家の庭先へ停める…先へはもう行けるとは思えない。

 

車を降り、今の道を絶対に帰りたくないので、山の上に向かう道を確かめに歩いて上がる。

もうあの可愛い名前の神社は行けなくていい、とにかくここから安全に脱出しなくては。。

 

その時に振り返った風景

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この白い屋根の家の庭に車を停めている…あたりは全て廃屋のようだ。

人の気配がない。。

 

さらに奥へと進むと…1軒の家の庭先に私からは背を向けた形で椅子に座っている人がいた!

 

帽子をかぶってスカーフをしてエプロンをしてる…おばあちゃん。

嗚呼…そうか、

これは山里に流行っている案山子人形だわ…

人形だよ…

 

道を聞きたいのに人がいない(T_T)