瀬織津姫神は蝦夷の神なのに…

東北、十和田湖と遠野への旅を終え、 自分の見たこと感じたことと照らし合わせながら、 もう一度風琳堂さんのサイトをじっくりと読んでいました。 素直に私の疑問…と妄想妄想(゚∀゚) いったい瀬織津姫は蝦夷側なのか、朝廷側なのか、どっち側なの?? 水や滝や…

物部とアラハバキの社へ 丹内山神社

十和田湖を後に一路岩手をめざします。 十和田湖の外輪山を越えて 発荷峠 東北の名峰岩手山が美しい姿を見せていました。 そして、花巻インターから東へ 花巻から遠野に向かう途中にある神社を探しながら… 実はこの旅行の前に携帯が故障し、 新しく変えたば…

十和田神社 占場 青龍の磐座

横の摂社は熊野神社でした!(◎_◎;) 熊野三山で修行した南僧坊がこの湖の主となったからか? →胎内潜り八幡宮 青龍神社 神泉苑、御占い場 最深中の湖を眺望 十和田神社参拝所図絵 十和田神社参拝順序 十和田神社は青森県上北郡十和田村字休屋小中山に鎮座せり…

十和田湖〜十和田神社

2日目に泊まった十和田湖畔のホテルは清潔でとても静かな場所でした。 レストランのお料理がとても素敵でした✨ 湖の対岸は十和田神社と高村光太郎の乙女の像がある場所になるようです。 あの三角の山が気になる… 十和田湖に来るのはどこから来るにしても遠い…

火山の爆発でできた十和田湖

一日目は 奥入瀬渓谷沿いのホテルに宿泊 そこでネイチャーガイドの方から奥入瀬渓谷の成り立ちとその見所についてのお話を聞くことができました。 十和田湖がカルデラ湖だということも知らなかったのですが… 渓流沿いに眼を見張るような 大きな岩がゴロゴロ…

八甲田山〜奥入瀬渓谷。火と水の成すこと。

霧を抜けて青森空港へと到着 空港の直ぐ隣でレンタカーを借り 一路、八甲田を抜ける十和田線103号で十和田湖奥入瀬渓谷へと向かう 雪解け水と新緑が眩しい奥入瀬渓谷へ 岩に飛び散る水しぶき この苔が、命を生む

北へと…早池峰の女神の国へ

ちょうどこの時から二ヶ月が過ぎた頃、菊池天明氏の『エミシの国の女神』の舞台である東北は青森の十和田と岩手の遠野の土地を旅してきました。 http://aihanum.hatenablog.com/entry/2017/03/28/163838 特に風琳堂様サイトにあるこの内容は衝撃的な部分と腑…

案山子と川花さん

案山子を置いてある家は人が住んでいる様子でした。 軽乗用車がある! 歩いてる道は家の横を山影に向かって曲がっていくのですが、 こっちの道がさっきよりマシなのか?… 遠回りでも良いからさっきと違う道で帰りたい… と先を見ながら案山子の横を通る。 う…

熊野本宮神と瀬織津姫

案山子のおばあちゃんの続きは次回にて書きます( ^ω^ ) 瀬織津姫について、一旦こちらを投稿しておきたいと思います。 瀬織津姫研究の第一人者、菊池天明氏の著作である 「エミシの国の女神」 ここひと月ほど、氏の論考を少しずつ読んでいます。 今回引用さ…

山中の瀬織津姫を祀る社

あれは、春分の日の前日。 はじめは違う場所へと、吉野川北岸を西へ車を走らせていた。 午前中にお墓まいりをすませた午後のこと どうも何か違うという違和感…車を止めてグーグルマップを検索、 今日はこの辺りに行くべき場所があったはず、、 可愛い名前を…

冬眠…再生へ、2017年春の到来。

久しぶりの更新です。 家島に行ったのが11月初め それから5ヶ月近く、ほとんど半年が過ぎています… あー、まるで冬眠ですね(*'▽'*) この間、私的な生活上の変化もいろいろ重なりました。 歴史的な興味に対する 視点も変化したかもしれません。。 冬ごもりし…

砂漠の女

石造りの建物の全体像はわからない。 ところどころ崩れたように外の空気が漏れてくる。 外には白っぽい乾いた空気と明るい日差しがあるようだ。 裾をさばき、ひるがえしながら足早に歩く女の後ろを追いかける。 その石造りの通路は細く狭く、 角をくるくると…

大宜津比売と妣の国〜そして家島。海人族の足あと

どうも、谷川ウイルスとやらにかかってしまったようです。(^^;) 谷川健一氏著書内、 阿波ー粟の信仰と海人族の足音より 『 淡路は阿波への道である。 淡路から阿波へ渡るには、粟の水門と古く呼ばれた鳴門海峡を横切らねばならない。 私がこの海峡をとおった…

この世と神の世の境を歩く…家嶋神社

http://aihanum.hatenablog.com/entry/2016/11/15/122520 こちらの続きです。 延喜式内 名神大社家島神社御祭神 大己貴命 少名彦命 天満天神例祭日 7月24日・25日沿革社伝によれば、家島という地名は、神武天皇が大和へ向かわれる途中、当地に御寄港に…

洞川温泉の不思議な夜 その三

まぁ、なんと、一年半前の事を今描こうとすると… 記憶の詳細がすっこ抜けてしまっている。 そう、天川村について直ぐに宿の手配をするために、村の入り口の案内所を訪れたのですが、 「天川村にはあまり戸数がないので、 少し離れますけど洞川温泉には沢山宿…

2015年7月15日☆洞川温泉の不思議な夜その二

去年の話になりますが、 こちら内容はFB投稿より転載。 その三を書いていないままに時が過ぎ、 しかしこの文章を書いたことがきっかけで、 ブログに挑戦してみようとなった思い出の投稿でもありました。 その三をこちらで書いてみようかと思います。 そして…

播磨国名神大社 家島神社〜海人の島へ渡る

つい先日、急に思い立ち 姫路港から家島諸島へと高速船にて、 播磨国風土記講座でその重要性を知った⛩家島神社を目指しました。 高速船から見える家島神社です。 この風景に一目惚れ。 そしてこの家島神社から冬至の日に太陽が昇る方向にはちょうど、 淡路島…

宝珠に導かれ…六甲比命神社②、雲が岩周辺

そう、この階段を上がった先にあったのは… 雲が岩 法道仙人がこの地で修行中、紫の雲に乗った毘沙門天がこの岩の上に現れたと言われ、紫雲賀岩と呼ばれていたが、略して雲が岩となったようだ。 雲が岩周辺は、多聞寺の奥の院である。六甲カンツリーハウスの…

宝珠に導かれ…六甲比命神社

去年の今頃は…白髭神社へ行っていた。 あの時の友人からの声かけで、またタイミング良く11月1日、111の日に向かった場所は… 六甲山。 まだ少し紅葉には早く、 昨夜の雨の後の山は、キリリ✨とした冷気に包まれていた。 六甲カンツリーハウスで道を尋ねる。 B…

火炎宝珠と封印された女神

久しぶりの更新となります。 書きますか… 夢の中をたゆたうような、 多次元が重なり合う隙間に垣間見える懐かしい風景のような これも、千年の夢であろうか。 西宮の廣田神社の秘宝のご神宝は 霊宝剣珠、火炎宝珠。 六甲比咩=ムカツヒメ=瀬織津姫⁉︎ そして…

元伊勢外宮☆船岡山に眠る豊受姫

元伊勢外宮☆豊受大神社(とゆけだいじんじゃ)名 称 元伊勢外宮豊受大神社所 在 地 京都府福知山市大江町字天田内船岡山主 祭 神 豊受大神相 殿 日子番能邇々杵命(ひこほのににぎのみこと) 天児屋根命・天太玉命奥 宮 -摂 社 多賀神社・土之神社・月読宮・…

女布は丹生☆豊受姫は船で来た。

賣布神社 ひめふじんじゃ京都府京丹後市久美浜町女布初岡724 女布と書いてニョウ。=丹生 これぞ、丹後の丹だ! 久美浜湾の少し東。 海面が少し上がればここまで湾と河口が広がっていたのかもしれない。 この女布権現山山麓には古墳が集まっている。 黄色…

京丹後市☆乙女神社🌙羽衣天女の里

丹後への旅の2日目、 峰山町に宿泊した私たちは朝一番に比沼麻奈為神社への参拝を終え そして 乙女神社へ。 磯砂山の山麓 ここは前日の大江の真名井池や丹後国風土記とはまた違う天女伝説の場所。 さんねもという若者と天女の切ない恋物語です。 乙女神社の…

鬼と呼ばれた人々☆③仏性寺から天の岩戸神社、皇大神社。

由緒(皇大神社編纂) 伝承によればー、 第十代崇神天皇39年(西暦紀元前59年)に、「別に大宮地を求め鎮め祀れ」との皇大神の御教えに従い、永久にお祀りする聖地を求め、それまで奉斎されていた倭の笠縫邑(現奈良県桜井市)を出御されたのが、いまを去る二千数…

鬼と呼ばれた人々☆②京都大江、仏性寺の三日月大明神

三日月大明神を祀る神社が、仏性寺にはかつてたくさんあったとのこのサイトさまよりの情報、http://www.geocities.jp/k_saito_site/doc/tango/bussyojitmi.html http://www.geocities.jp/k_saito_site/mikagejj2.html 観光案内所で村史をめくって頂き探した…

鬼と呼ばれた人々☆①京都大江の里へ

7月の初めに、急な成り行きで、同行の志が揃い丹後へと向かうことになりました。 (たぶん…いつか、この地域に関係する巫女修行仲間か?と思わざるを得ないメンバーでの旅の展開となり…f^_^;)) 古代タニハの国への入り口は大江の鬼の里。 由良川沿いの元伊…

京都御所 宗像神社

京都御所内 宗像神社、花山院 ご由緒 (ウィキペディアより) 社伝によれば、延暦14年(795年)、藤原冬嗣が桓武天皇の勅命を蒙り、 皇居鎮護の神として筑前宗像神を勧請し、 自邸である東京第(東京一条第ともいう)の西南隅に祀ったものと伝えるが、 当神…

秦河勝墓所 赤穂大避神社

赤穂坂越湾に浮かぶ生島にある 秦河勝墓所 【 墓のある生島の樹林は天然記念物 河勝は聖徳太子亡きあと蘇我入鹿の迫害を逃れて坂越に移り千種川流域の開拓に功績を残して八十余歳で亡くなりました。墓のある生島の樹林は大正13年(1924)に国の天然記念物に指…

京都☆秦氏の足跡をたどるように…月読神社

月読神社創建.wikipediaより 『日本書紀』によれば、顕宗天皇(第23代)3年に任那への使者の阿閉臣事代(あへのおみことしろ)に月神から神託があり、社地を求められた。 朝廷はこの月神に対して山背国(山城国)葛野郡の「歌荒樔田(うたあらすだ)」の地…

京都☆秦氏の足跡をたどるように …松尾大社