タヌキの子守唄
『 オオゲツネタト イイタヨリヨコセ
タタケヨリワケ エエヒメダケバ
ヤガテヤヤコモ デキルダロ
……… 』
『 大昔の事はこの辺の事でよ、都はここから行ったんでよ、ほんでもな、こんなことよそで言うたら、くくられるきに、言うたらあかんのでよ 』
阿波弁で孫に語りながら涙ぐむ著者の祖母のお話が、妙に胸を打って、
ますます、阿波に何があったのかを知りたいと
のめり込んでいきました。
空海からの伝言
『四国から追い出された狐は、鉄の橋で淡路、阿波と本土が結ばれる時、阿波に帰ってくる 』
(四国八十八箇所 第一番札所 霊山寺)
さて、狐はもう阿波に帰ったのでしょうか。
私はまだまだこの辺りをウロウロと…