福山鞆の浦・弁天島の女神像
京丹後から帰り少しした頃、
以前歴史のツアーで知り合った福山の友人から、
弁天島の女神像の公開があると教えてもらいました。
鞆の浦の弁天島
『鞆奉行 荻野重富と百貫島伝説』
鞆の浦歴史民俗資料館にて開催中のこちらの特別企画展☆
鞆の浦の歴史の深さを感じる見応えのある展示ですが、
百貫島(弁天島)から弁天さまがおみえになってるんです。
それも現役の弁天さまと
退役され秘仏となっている弁天さまのどちらも。
実に85年ぶりのご開帳とのこと。
本邦初公開!
おそらく最初で最後のご開帳になると思われますので
この機会にぜひ逢いにいらしてください
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◎開催期間 10月8日(木)~11月23日(月祝)
◎開館時間 9:00~17;00(16:30までに入館)
◎休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
◎入館料 一般150円(高校生までは無料)
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この日は普段は上陸することのできない弁天島へのツアーもあったのですが、
抽選になるほどの大盛況のようでした。
私が急に思い立ち前日に連絡したのにもかかわらず、
その日午後の仕事の前ならと、
その友人が早朝から鞆の浦を案内してくださいました。感謝♡
始めに行ったのがこの淀姫神社。
淀媛神社の社殿の真向かいには、
姉神の市杵島媛を祀るという島が見えます。
ここの場所は地元でもあまり知られていないそうです。
神社の裏手側から見えるのが仙酔島。
まるで妊婦さんが上を向いて寝ている姿のように見えるとのこと。
鞆の浦は、航海の神様、渡守さまが護るとても女性的な雰囲気の湊町なのです。
鞆の浦という名は、
神功皇后が西国に下向の際立ち寄り、渡守の神に弓の武具「高鞆」を奉納したことから名付けられたと言われ、
その帰り道、妹の淀媛命を鞆の地へ留め、後世、淀媛を祀った社を建てたと伝えられています。
淀媛神社の起源
淀媛の命とは、すなわち神功皇后の御妹にして、
皇后と共に三韓征伐したまう折、高き功勲を立て、皇后と御凱旋の時此の浦に御船を泊て給ひ、
やがて御姉神功皇后の仰を受けて渡守神社の祭主となり、村人の最も尊崇する所なり
後に浦人達は、これを起源として、産土の神として祀ったものである。
それから
私は友人と、連絡船に乗って弁天島の横を過ぎ、仙酔島へと向かいました。
船に乗るのってワクワクする(*^^*)♪
追記 :淀姫は虚空津姫命といわれる。