イチキシマヒメの涙

あれは、今年の夏の初め…
ずっと気にかかっていた、寂しげなあの社のこと。
高鴨神社を訪れた時に…

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ひとつだけポツンと…

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高鴨神社(上鴨神社)
味治須岐高彦根命 
配祀 下照比売命、天稚彦命  
または高鴨神 
主な境内摂社 
西神社「主 多紀理毘賣命 配 天御勝姫命、鹽治彦命、瀧津彦命」 
東神社「天兒屋根命、天照大御神、住吉三前大神」 
八幡神社「譽田別命」 
聖神社「大物主命」 
稲荷神社「宇賀御魂命」 
八坂神社「素盞嗚命」 
牛瀧神社「豐岡姫命(豊受大神)」 
市杵嶋姫命神社「市杵嶋姫命」 
春日神社「建御雷命」 
雷神社「高大神」 
細井神社「水波能賣命」 
西佐味神社「主 高木大神 配 高大神、闇神、十二將軍大神」






母である妹神は丹塗りの大きな社なのが対照的
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それは、結果、
奈良の鴨族ばかりを訪ねることになった旅だった。

しばらくできた休暇に、成り行き任せの一人旅。
目的は天川であったのだが、そこへの行き帰りのルートとなったのが鴨族の土地だった。

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葛城之一言主大神(かつらぎのひとことぬしのおおかみ) - 主神。
幼武尊(わかたけるのみこと) - 第21代雄略天皇

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闇龗神 (くらおかみのかみ)
以前は高龗神であったが、大正時代に祭神の変更があり、現在の祭神となった。なお、祭神は「丹生大明神」で、丹生都比売神社(和歌山県伊都郡かつらぎ町)の祭神である丹生都比売神のことであるとする説もある。

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宗像三女神の一人、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を主祭神とする。
元の祭神名は弁財天(サラスヴァティー)で、神仏分離により「市杵島姫命」と称するようになったものである。
今日でも社名に「弁財天」とついている通り、「弁財天」としても信仰されている。「厳島竹生島と並ぶ日本三大弁財天のひとつ」と称している。

天河神社社家が代官所に1712年出した「願書」に「生身天女の御鎮座天照姫とも奉崇して、今伊勢国五十鈴之川上に鎮り座す天照大神別体不二之御神と申し伝え」
るとあることからも判明するように、
創建に関わった天武天皇役行者は、
伊勢神宮内宮に祀られる女神(荒祭宮祭神 瀬織津姫)を天の安河の日輪弁財天として祀った。


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御歳神社(中鴨神社)
御歳神 配 大年神、高照姫命 
由緒 
 中鴨である。本社の背後に御年(みとし)山という美しい神体山があり、金剛山扇状地にひらけた稲田を御守護された神である。 
 御神名のトシは穀物、ことに稲をさす古語で、稲の神として古くから知られ、朝廷で豊作祈願のために行われた年頭の祈年祭(としごひのまつり)には、まず御歳神の名が読みあげられた。 


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鴨都波神社(下鴨神社
鴨都八重事代主命、下照姫命
主な境内摂社 
 稲荷神社「宇迦之御魂神」 
 神農神社「少名毘古那神」 
 春日神社「天兒屋根命」 

☆☆☆☆☆☆☆

今まで訪ねた場所が急につながってきて、
これまでの振り返りを急がねばと思うのに、
慣れない文章化に手間取って
思いだけが走る。

追記:

少し書き足し。
なぜにこの順でこの旅の事を書いたのかというと、まだ頭の中は途中なのだけれども。

福山鞆の浦の淀姫神社の正面の市杵島姫命の島にあったという市杵島姫命神社。

京丹後市の大宮賣神社の二体のご神像。

そして、宗像三女神

海を鎮めるオフナトハン。

船に乗った海の神を鎮める女神は誰?

綿津見の神なのか、水の女神なのか、
それが元は同じ魂を持つ
二つに別れた女神なのか?