祈り。一刻も早くおさまりますように。
『この度の熊本での地震で犠牲になった方々のご冥福をお祈りし、
被災された方々の生活が早く回復することを心より願います。』
昨日これをアップした時にこの部分を書くのにとても違和感があった…
まだ過ぎていない…終わっていない…
その後、夜中に、、
熊本で震度6、5、の本震となりました。
初めのは前震であったのだということです。
今も続いています。
これが始まりとならぬよう、
他人事ではないのです。
自分の足元をしっかりと見つめ、今できることを。
やはり阪神大震災の時と似ている被害が起きています。
建て物に押しつぶされる、家具の下敷きになる…
あのときの教訓を。
できる限り思い出す、間に合うなら少しでも被害を最小限に。
取り返しのつくうちに。
もう20年も過ぎてしまったあの時、私は東灘区の震度7の帯の中の9階にいました。
昨日まで穏やな静かな街があの朝廃墟のようになっていました。
失われたたくさんの命を肌で感じ、潰された古い家の湿気た土の臭いがよみがえります。
その家から伸びる手と火に追われながら逃げる夢に何年もうなされました。
あの時に自分にできることはなかったのか、深いところで自分を責め続けて、毎年その日が来るとフラッシュバックを起こしました。
これを書き直している間にも、ニュースで昨夜の被害が次々と報じられています。
住宅の倒壊、学生が住むアパートの1階が潰れている…
20年前に住んでいた場所は、建て物の倒壊による被害で亡くなった人がとても多かった
昨日ならまだ間に合ったのに。
中央構造線が動き出したのなら、
どこまで広がるかわかりません。
他人事ではなく、
何が危険なのか自分の身の回りを見つめ、今できることを。
以下、昨日書いていた部分を消さずに続けます。
…
物部へ行く前に何度もなんども繰り返し聴いたこの大祓祝詞を
今日はまた聴いています。
その頃、これを聴きながらどうしても
速秋津比売が気になっていました。
同じ頃、友人は出雲の売布神社に行き、
私に速秋津比売とはどういう神さまなのかと尋ねていました。
祓い戸の神、水門の神、
月の神であるともいうのだが…
『ハヤアキツヒコ・ハヤアキツヒメは、日本神話に登場する神である。『古事記』では速秋津比古神・速秋津比売神、『日本書紀』では速秋津日命(はやあきつひのみこと)と表記される。古事記では別名水戸神(みなとのかみ)と記している。
神産みの段でイザナギ・イザナミ二神の間に産まれた男女一対の神で、水戸神はその総称である。『日本書紀』の一書第六では「水門の神達を速秋津日命という」としている。『古事記』では、二神の間には以下の四対八柱の神が産まれたと記している。いずれも水に関係のある神である。
「水戸神」とはすなわち港の神の意味である。古代の港は河口に作られるものであったので、水戸神は河口の神でもある。川に穢を流す意味から、祓除の神ともされる。神名の「ハヤ」は川や潮の流れの速さを示し、かつ、河口の利用は潮の流れの速さに左右されることから出た神名とみられている。また、「アキツ」は「明津」で、禊によって速やかに明く清まるの意とする解釈もある。
wikipediaより』
知識と共に備えを…