ピプノ鍼と物部の蛇姫さま、了
これもまた、このタイミングでのスキタイの女神像。
スキタイ 〜そして月支国へと。
紀元前600年頃のスキタイ族の馬具の一部だそうだ。。
鍼治療つづきです。
そう、いつもなら止まるはずの鍼が止まることなく奥にぐぐ〜っと入り、そこから更に何かを探すようにグイグイと…、
気の遠くなりそうな痛みの中で、
先生の治療にゆだねようと
体を硬くしないように息を抜く、
しかし痛みへの恐れからすぐぐっと力が入る
を繰り返していました。
その間の自問自答。
力を抜いて!
この先生を信用してるでしょう?
してる
なら、もっと力を抜いて!
できないの?
本当は信用してないんじゃない?
…
どうなんだろう?
そうなのか?
…
そう、誰も信用なんかしたことないよね、あなた。
だって何もかもひとりでやってきた、
自分を誰かにゆだねることなんて、
…
頼れない、まかせられない。
…
信用する事が怖い?
…
力を抜いて自分を他人にゆだねられない
安心できない…
どうして?そうおもうの?
…
だって。。。
……
…裏切られた
…傷つけられた
…
…
だって、
あんな…
あんな…
…
……
我をなぜ殺したのか
…
なぜ我は殺されねばならなかったのか?
…
信じていたのに
…
許さない、
もう誰も信じない。
もう二度と我をゆだねることなどしない…
なぜ裏切ったのじゃ…
…
えっ?
……
………
ええっ?
(これ、書いてていいんかな、勇気がいる…)
何重にも薄い布がかかったその奥に
黒くうずくまった三角形の黒い影。
……
……
これ、誰??
殺されたって言ってるけど、いつの話?
影だけど、思いっきり昔の人、長い着物着て髪が長くて…
姫。
これは姫だな。
殺されてから、意識はずっとそこにいたのか?
逃げて逃げて、
こんなに奥に隠れてうずくまって睨んでいた
蛇のように…
…
誰?……
これも私…?
そうか、そうだった。
嫌〜な私
父に怒られた時によく言われたな。
蛇のように睨む、まるで蛇だって。
蛇とは(T . T)傷ついた。
自分の思いをわかって欲しくて、でもわかってもらえるすべもなくて、
睨んだ…
どうせ、わかってくれないっ。
もう、そんな考え方捨ててたと思ったけど、
時々見える母や妹の態度にも、
そんなふうに被害者ぶるなって、
言い訳するなって
イラってしてしまう事あったけど。
いやいや、
全くもって私自身だな、、これ。
という感じで、瞬時に様々な感情が込み上げて、
もっともっとあるドロドロの部分は、これ以上書きませんが、
私の中に、黒い三角の影のそうとう古い時代の姫が居ました。
物理的に鍼の先生は、かなりの深い鍼治療に格闘してくれていたのですが、
私はうつむいて寝ていて、涙と鼻水までズルズル。油断すると嗚咽まで漏れそうなくらい
その姫との会話の中で
古い古い忘れていた頑なな思いのこだわりが解けて、ああそうだったのかと腑に落ちていく
自分がゆるされ、力が抜け体の緊張が緩んでいく
という浄化が次々と起こっていました。
おわって、鼻をすすりあげ、涙を手でふく私に、先生がこう言ったのです。
いやー、今まで何回も探ってきた場所に、今日やっと鍼が届きました。
何重にも深く固く巻き込まれて隠れていました。
はじめに来られた時から、原因は右の骨盤の奥って言ってたでしょう。
右が逃げるから左が頑張りすぎて左側に負担がかかる。
今まで何度かチャレンジして、その一番の原因の場所を
探しても、逃げて逃げて、
逃げ切られていましたけど、
今日やっとその点をつかまえることができましたよ。
古代史の紹介の前提のブログに…
こんな事書いて良かったんかなぁ〜〜f^_^;)
お見苦しい妄想で💦
大変失礼しました。
まあイメージ上のできごと、ではありますが、
こんな事が起きたのは
やはり物部に行ったからだろうとも思うのです。
勇気を出して、公開、ポチッ!
あれは、物部の蛇姫さまだったのだろうか?
どうもあの青黒いギラッとした小さな蛇は、姫を迎えに来た従者のように感じましたが。