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新月と藍の神


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やはり、続くキーワードは月と、猿田彦とアメノウズメなのですが。



今日の午後、染色家の志村ふくみさんのドキュメンタリー番組を何気なく観ていました。

ふくみさんが、「藍を染める時は、月のリズムを意識して行うと、染まり方が全く違う」とおっしゃっているのを聞き、
ハッとしました。


志村ふくみ「命の生まれる小宇宙」

月の力が植物の藍の命にまで関わるという事に感動しました。

言われてみれば、女性の月経も、赤ちゃんの誕生も、月の満ち引きに左右されると何となくそんな知識だけはありますが、
実際の生活の中で、そんな感覚は薄れきっている現代の私たちです。

古代、海の民だけでなく、月の力は農耕や養蚕等  
人々の生活に深く関わっていたのは当たり前なんですね。

🌙月の力は今もずっとこの大地、そして私自身に届いている…

今日はちょうど新月でした。


藍…

藍の神様が祀られている珍しい神社があるのですが、
阿波の国の佐那河内村にある
大宮神社 です。


大宮という名前が引っかかり、気になっていた神社ですが、改めて調べなおしてみました。




大宮神社の「藍神様」(佐那河内村

大宮神社の「藍神様」(佐那河内村) ・名東郡佐那河内村の下字高樋に祀られた佐那河内の総氏神となる「大宮神社」の境内脇には猿田彦大神が祀られ「藍神様」と呼ばれている。

佐那河内村誌』によると、「佐那県に山主という父母に孝行する者がいて、嵯峨山の杖立で薪を刈っていると、猿田彦大神に声をかけられた。そこで、藍染めを教えられた。

山主は、教えの通り藍染めを行うと家業は日々に栄え佐那の長者となった。」という。

その故事により「大宮神社」に祀られた「猿田彦大神」は、藍神様と呼ばれ、藍の栽培が盛んな名東、名西、麻植、板野等の諸郡の人々に崇敬が厚く、祭礼日以外も参詣者が多く、祭礼日には大市で富籤の行事もあったという。

藍の神様を祀るのは阿波のみで、それは殖産の神様でもあり、中国南部から連なる照葉樹林文化圏の流れを組む信仰であるといえよう。


(上記サイトより)



この神社のご祭神は、なんと、猿田彦命でした。



偶然の一致でしょうか?



月の力が、藍に宿るという事は、
昔の人々は藍の良産を月の神様に祈ったに違いない。
大宮神社は月の神様?

丹後の大宮女は、大きな土地神様を祀る巫女なのです。
その大きな土地神様は猿田彦神に象徴される?


伊勢、二見興玉神社で、猿田彦神は海人族の太陽神の側面があるとと書きましたが、

月の側面もあるのでしょうか?


後半は私の思いつきと妄想なので💦
これから探っていきたいと思っています。





伊勢神宮の内宮に、興玉神という神様が祀られているのですが、

興玉神とは二見興玉神社祭神猿田彦神のことです。

そして興玉神が祀られている場所と向き合う場所に
荒祭宮があるのです。



荒祭宮天照大神の荒魂で、瀬織津姫とも言われたりします。



五十鈴川のほとりに猿田彦神の御霊が降り、
くくり姫が川に潜ってその御霊を鏡に移す

そんな光景が…

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*くくり姫は水に潜って神を結ぶ水の巫女のことです。
 “くくる” は “潜る” から。


追記しましたm(._.)m