播磨国風土記講座と阿波と鴨

ここ数年、加西市で催されている播磨国風土記講座へ参加しています。

講師は元国際日本文化研究センター准教授、国学者光田和伸先生。

専門の和歌の研究視点、自分の足での徹底的なフィールドワークからの播磨国風土記の解明に独自の説を解説、その魅力溢れる講義に聴講生が多すぎて会場変更になったというくらい、毎回聴き逃せない内容の講座です。

その中でも熱心な質問をされる女性が長年の研究を本にされています。

そのご本を頂きました。

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ホームページはこちら。

https://harimafudoki.jimdo.com/➏-2-孝橋明子の風土記研究コーナー/

 

この方は韓国語に堪能でいらっしゃるということで、難解な万葉集の歌を解読されたことが話題になっていました。

ご著書のまえがきの部分から引用させていただきます。

『二〇一三年の初めに、姫路文学館で上田正昭館長と光田和伸先生が「播磨国風土記」のお話をなさいました。光田先生には、「古事記の歌謡」や「芭蕉の俳句」などを姫路文学館で教えていただいていましたが、風土記の話はその時初めて聴きました。その後、韓国語と風土記のことなどを先生とお話する機会があり、先生から、「韓国語のことを書きなさいよ」と勧めていただきました。そこで、書いたものを先生に見ていただいた時、「はりま風土記の里を歩く会」の会員で、加西市の「播磨国風土記」の講座にも出席されていた小幡惠吾氏がご自身のホームページに載せませんか?と勧めてくださいました。そして、小幡氏が管理されている「播磨・風土記の里」のホームページに「孝橋明子の風土記研究」のコーナーができました。…』

ここに書かれているように、この著書の中では、孝橋明子氏の韓国語の見識により播磨国風土記の世界を紐解いておられます。

 

その、壱話、播磨国風土記と韓国漢字音

ニ、望理と鴨波と安相

の項目に

驚く考察が書かれていました。

!!

これは!?

少なくとも私が注目している視点から見ると、

飛び上がるほどの事が書かれています。

 

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播磨国賀古郡(はりまのくに かこのこほり)

鴨波里(あははのさと)では

たくさんの粟を種いたので、粟粟里という」とあります。

韓国漢字音では、鴨は[ap]、波は[pa]と発音します。』

‼️

。。。

‼️‼️‼️

 

古代日本では、

鴨はアハと発音する!

 

えーーー

 

あちこちにある土地名、神の名、

粟、阿波、安房、阿波波神(あわわ)、阿波女神(あわめ)

 

そのアワを鴨と変換すると、鴨族の移動の地、鴨族の神の名前ということになるのではないのでしょうか。

阿波国は鴨国の意味となる!?

 

光田先生の持論でも、

鴨の王家は母系であり、鴨族の娘を皇后にする事がこの国の王家の印となると仰っています。

 

追記

 

阿波の古代史を追いかけていると、鴨族と阿波の関係はもうすでに明らかな事なのですが、

その阿波、アハの語源が

ひょっとしたら韓国語、百済などの渡来系の人々の言葉から来ていると考えるととても面白いです。

 

伊豆の神津島には特に明らかな足跡が残っています。すえどんのフォト日記様よりお借りします。

 

その阿波女神は大宜津比売であると…いうことになりますね。

http://sueyasumas.exblog.jp/15738047/

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